乾漆の猫の下地を付け終わったので次の工程に移ります。
一般的に乾漆の工程としては和紙、麻布を貼っていきます。
しかし今回は置物を作るので、内側を成形したり、厚みを均一にする必要ありません。
そこで今回は脱脂綿にのり漆を含ませた物を貼っていくことにしました。
一回で貼れる脱脂綿の層の厚みは麻布より厚いので、作業の時間を減らすことができます。
ただこのやり方は初めて行うので少し不安もあります。
そして乾漆技法と呼べるかという疑問もあります。
しかし他の名前も浮かばないので乾漆として作業を進めていきます。
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