乾漆のウサギの石膏型に下地を三回程付けた後、今度はのり漆で脱脂綿を貼っていきます。
脱脂綿は麻布に比べ均一な厚みにするこは難しいです。しかし一回で貼る脱脂綿の厚みは麻布より厚いので、置物などの厚みにあまり精度を求めなくても良い品に向いています。
とは言え綺麗に貼らないと下地と脱脂綿に隙間ができてしまうので丁寧に貼っていきます。
そして顔、耳、前足のパーツのシリコン型にも脱脂綿を貼っていきます。
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前田漆器工房
〒928-0077
石川県輪島市鳳至町上町72
TEL: 0768-22-0083
(9:00~17:00)
FAX: 0768-22-5405
(24時間OK)
普段は主に下地の仕事をしている四代目です。
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